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トリドール/ミャンマーに進出、2025年までに50店舗目指す

2017年10月16日 15:06 / 海外

トリドールホールディングスは、ミャンマーにおいて、現地の有力外食企業YKKOと合弁で外食店舗の運営会社YKKOトリドールミャンマーを設立した。

<Boat Noodleをミャンマーに出店>
Boat Noodleをミャンマーに出店

同社を通じ10月下旬、同国経済の中心都市ヤンゴンで当社グループ初となる店舗を出店予定。ミャンマー初の店舗は、手軽さとおいしさ、手頃な価格により東南アジアで人気の「Boat Noodle(ボートヌードル)」業態。

昨年2月に同社グループ入りした「Boat Noodle」は、タイの水上マーケットで働く人たちが日常的に船の上で食べていた小さなスープヌードルをルーツとしている。船上でも手軽に食べられる小さなサイズのヌードルを食べたい分だけ注文し、食べ終わった器を積み上げながら食べ進めるスタイル。

お客のその日の都合に合わせ、食べる量と支払い額を調整しやすいことが特長で、目の前調理にこだわった1杯は、650チャット(約50円、1円=約13チャットで換算)から提供する見込み。

<Boat Noodle内装イメージ>
Boat Noodle内装イメージ

同社の主力業態である丸亀製麺は、現在ASEAN諸国では、1杯約300円程度でうどんを提供している。これよりも購入しやすい価格に設定することで、価格にシビアな新興国ミャンマーでも新たに外食する機会を創出したいと考えている。2025年までに同国で複数業態50店舗展開を目指す。

今回のミャンマーでは、多くの日本企業が苦戦している消費力の弱い新興国で通用する新たな事業スキームを作り出し、今後の同社グループによる世界展開に活かしていく。

■YKKO TORIDOLL MYANMAR Co., Ltd.概要
代表者:Kyaw Kyaw Naing
資本金:30万USドル
本社所在地:Tamwe Township,Yangon, Myanmar
業務内容:レストラン運営
業態:Boat Noodleなど

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