ヤマキ/米国に削りぶしの生産・販売法人設立、売上4.5億円目標
2018年06月11日 10:45 / 海外
ヤマキは6月11日、米国における高品質な削りぶし・粉末の生産・販売を目的に、100%子会社「YAMAKI USA, Inc.(以下:YAMAKI USA)」を設立したと発表した。
YAMAKI USAは、味の素グループ・ニューシーズンフーズ社(以下NSF社)の生産拠点を活用する。
同法人は2018年3月に設立しており、新生産ラインは9月の稼働を目指している。
NSF社は、味の素グループ・クノール食品(味の素の100%子会社)が保有。所在地は、Oregon(オレゴン)州Portland(ポートランド)近郊のForest Grove(フォレストグローブ)。
YAMAKI USAは、NSF社の一角に削りぶし・粉末の生産ラインを建設している。
今回の生産・販売法人では、日本よりも小ロットで生産可能なラインを導入予定であり、ニーズの多様化に合わせて、配合を細かく設定した商品の開発が可能となる。
さらに、現地製造・現地販売のためリードタイムを短縮することができ、届ける商品の鮮度向上も期待できる。
販売に関しても、現地に拠点を設けることでニーズを的確に把握して営業効率のアップができると考えており、2022年には売上規模410万ドル(約4.5億円)を目指している。
米国では今、健康意識の高まりにより、日本食普及が著しく、2015年度には日本食レストランが2万5000軒を超えている。
また、「ラーメン」「うどん」といった麺メニューの市場が拡大しており、「だし」の提供価値が高まると同時に、ニーズも多様化している。
従来、日本からの輸出で供給対応してきた米国における事業拡大を加速するため、現地生産を開始する。
米国内の外食・加工メーカー向けに、高品質の削り節・粉末を届け、さらなる市場規模の拡大を図る。
■新工場の概要
生産品目:削りぶし(50%)、だしパック(35%)、粉末(15%)
主な設備:切削機、粉砕機他
生産開始:2018年9月以降
延床面積:1120m2
生産能力:削りぶし類 400~500袋/日 (454g換算)、10万袋/年
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