セブン&アイ 決算/3~11月営業収益11.2%減、ヨークHD・セブン銀の非連結化などで
2026年01月08日 16:38 / 決算
セブン&アイ・ホールディングスが1月8日に発表した2026年2月期第3四半期決算によると、営業収益8兆509億3700万円(前年同期比11.2%減)、営業利益3250億7300万円(3.1%増)、経常利益2901億5200万円(3.0%増)、親会社に帰属する当期利益1984億6100万円(211.9%増)となった。
営業利益は、上期(2~8月)まで連結していたイトーヨーカ堂とヨークベニマルの「スーパーストア事業」の増益に加え、セブン-イレブン・ジャパン(SEJ)が第3四半期に増益に転じたことなどによって増益となった。
最高財務責任者(CFO)の丸山好道常務は、SEJの「国内コンビニエンスストア(CVS)事業」の状況について次のように説明する。
「国内CVS事業は上期までは59億円の減益だったが、第3四半期は新体制による施策効果で9~11月の営業利益は15億円の増益となり、累計では43億円のマイナスに圧縮した」
SEJは昨年5月に阿久津知洋氏が社長に就任。その後は「さまざまな変革を推進し、それらの取り組みによる本格的な効果が第3四半期から出始めており、まさに潮目が変わった」(丸山常務)と手ごたえを感じている。
一方、北米の7-Eleven,Inc.による「海外CVS事業」の営業利益は、上期は4700万ドルの増益だったが、第3四半期は5400万ドルの減益となった。主にガソリン市況の下落が響いた。
全体の純利益は、特別利益に計上したイトーヨーカ堂の店舗資産売却とヨーク・ホールディングス傘下の子会社の非連結化に加え、前年同期に特別損失に計上していたイトーヨーカドーネットスーパーの事業撤退および7-Eleven,Inc.の不採算店の閉店などの影響で大幅な増益となっている。
通期は、営業収益10兆5600億円(11.8%減)、営業利益4040億円(4.0%減)、経常利益3660億円(2.3%減)、親会社に帰属する当期利益2700億円(56.0%増)を見込んでいる。
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