高島屋/ベトナム・ハノイの商業・教育など複合施設開発に参画
2019年06月26日 13:50 / 海外
高島屋は6月25日、連結子会社・東神開発が、ベトナム・ハノイ市の将来の副都心となる不動産開発事業「スターレイク・プロジェクト」へ参画すると発表した。
「スターレイクプロジェクト」は、ハノイ市中心部から北西約6km位置するタイ湖西側地区(面積186ha)における都市開発プロジェクト。
タイ湖沿岸の高級住宅地区に近く、都市鉄道の敷設も計画されており、都心および空港へのアクセスも至便なポテンシャルの高いエリアとなっている。
住宅、商業、オフィス、公共施設などを計画的に配した街づくりが予定されている。
東神開発は、プロジェクト敷地内の2区画(A・B)において土地使用権を取得、建物を建設・所有し、教育施設、商業・オフィスを対象とする不動産賃貸事業を運営する。
第1弾として、街の魅力を高める質の高い教育施設を現地企業と共同で開発する。
A区画(面積2.1ha)においては、現地企業エデュフィット社と共同で、2020年秋にバイリンガルスクールを開校予定。
不動産事業の安定性を確保することを企図し、ベトナムの成長産業のひとつである学校運営事業にも出資する。投資額は13億円となっている。
また、エデュフィット社も不動産事業にマイノリティ出資することで相互にアライアンスを強化する。
B区画(面積 1.7ha)は、プロジェクトのマスターデベロッパーである大宇建設のベトナム子会社と土地使用権取得に係るデポジット契約を締結した。
現地行政機関の承認手続きを経て、2022年以降、商業を中心とする複合施設の事業開始を目指す。
同事業で、立地創造型の街づくりを推進し、高島屋グループの成長戦略であるASEAN事業を拡充する。
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