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TSIホールディングス/2月期は売上高25.5%増、営業損失12億円

2013年04月12日 17:46 / 決算

TSIホールディングスが4月12日に発表した2013年2月期決算は、売上高1855億1200万円(前年同期比25.5%増)、営業損失12億7700万円(前期は68億5600万円の営業損失)、経常利益9億8900万円(122億5400万円の経常損失)、当期損失17億7900万円(271億5800万円の当期損失)となった。

アパレル業界では、個人消費の長期にわたる低迷から改善する動きが見えるものの、消費者ニーズや購買行動の多様化などもあり、未だ厳しい環境から脱し切れていない状況にある。

2012年4月にグループ全体の中期経営計画を策定し、グループ経営力強化の観点から、事業拠点の整理統合、不採算店舗の閉鎖、遊休資産の売却や早期希望退職の募集などを実施した。

損益面では、新規出店とコスト構造改革に伴う投資を先行させたため、営業損失となった。

ケイト・スペードジャパンの株式を売却したことによる関係会社株式売却益27億5000万円、固定資産売却益、投資有価証券売却益などにより64億800万円の特別利益を計上した。

一方、グループ再編に伴う関係会社整理損などによる46億2500万円の特別損失、法人税等として39億6000万円を計上したことなどにより、当期損失となった。

来期は、売上高1800億円、営業利益12億円、経常利益21億円、当期損失8億円の見通し。

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