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ケーズHD/3月期は売上高2.2%増、営業利益17.8%増

2017年05月08日 11:08 / 決算

ケーズホールディングスの2017年3月期決算は、売上高6581億5000万円(前年同期比2.2%増)、営業利益256億1300万円(17.8%増)、経常利益321億800万円(12.2%増)、当期利益201億5400万円(23.6%増)となった。

売上高はパソコン関連商品は引き続き低迷したものの、洗濯機は時短・節水志向の大容量タイプが好調に推移した。エアコンは台風や猛暑など天候の影響は受けたものの、冬の暖房器具としての需要が伸び、冷蔵庫は大容量タイプを中心に堅調に推移した。テレビは4Kへの買い替えを中心に安定して販売されたことで伸長した。

これらにより、全体として前年同期を上回る結果となったが、計画に対しては顧客の付加価値を見出した商品への購買志向は引き続きあるものの、消費者マインドの低迷が続いていることもあり売上高は未達となった。

直営店32店を開設し、直営店14店を閉鎖して店舗網の強化・経営の効率化を図ってきた。これらにより、当連結会計年度末の店舗数は485店(直営店481店、FC店4店)となった(その他に携帯電話専門店がある)。

来期は、売上高6900億円(4.8%増)、営業利益273億円(6.6%増)、経常利益325億円(1.2%増)、当期利益185億円(8.2%減)の見通し。

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