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トーホー/2~4月は売上高3.5%減、営業利益34.7%減

2017年06月09日 11:00 / 決算

トーホーが6月9日に発表した2018年1月期第1四半期決算は、売上高507億2000万円(前年同期比3.5%減)、営業利益4億3000万円(34.7%減)、経常利益4億3800万円(33.7%減)、当期利益2億7400万円(13.1%減)となった。

業務用食品卸売事業部門の売上高は341億4200万円(2.9%減)、営業利益は4億4900万円(20.6%減)となった。

トーホーフードサービスでは、営業チーム単位での情報共有をリアルタイムで行い、営業活動のスピードを高めるべく、前期導入した「TSCN(トーホー・セールス・コミュニケーション・ネットワーク)」の活用を強化した。

4月には更なる営業力強化の、毎月の外食イベントに即した最適な提案商品を検索できる営業支援ツール「販促カレンダーシステム」を導入した。

得意先・仕入先との受発注業務の効率化を実現する「Web受発注システム(TOP)」の利用を更に推進するなど、ITを活用したバックオフィス業務の省力化にも引続き注力した。

3月に設備の老朽化に伴い鳥栖コーヒー工場を閉鎖し、設備を増強した六甲アイランドコーヒー工場に統合した。

業務用食品現金卸売事業部門の売上高は100億4700万円(0.4%増)、営業利益は1200万円(17.9%減)となった。

トーホーキャッシュアンドキャリーが運営するA-プライスにおいて、主要顧客である中小飲食店への提案を一層強化した。

A-プライス専用「スマホアプリ」では、情報提供力を更に強化すべくコンテンツの充実を図り、新規会員獲得に注力した。

店舗は、A-プライスで、2月に霧島店(鹿児島県霧島市)、4月に岐阜県初進出となる岐阜店(岐阜市)を出店するとともに、2月に熊本東店(熊本市東区)、3月に熊本南店(熊本市南区)の計2店を改装し、地域特性に応じた品そろえを強化した。

2月1日付で、トーホーキャッシュアンドキャリーに、トーホー・パワーラークス(4店)を吸収合併した。

通期は、売上高2140億円、営業利益30億円、経常利益29億5000万円、当期利益13億円の見通し。

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