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ドトール・日レスHD/3~5月は売上高6.0%増、営業利益10.4%増

2017年07月14日 10:30 / 決算

ドトール・日レスホールディングスが7月14日に発表した2018年2月期第1四半期決算は、売上高330億5400万円(前年同期比6.0%増)、営業利益32億700万円(10.4%増)、経常利益31億9200万円(8.8%増)、当期利益20億7600万円(21.9%増)となった。

ドトールコーヒーグループにおける売上高は204億1600万円(7.4%増)、営業利益は14億5100万円(20.9%増)となった。

国産あずきを使用した「宇治抹茶フローズン」や葉とらずりんご「サンふじ」を100%使用した「青森県産りんごストレートジュース」などを、エクセルシオール カフェでは、国産の「パイナップル」と「白桃」を使用し、ヨーグルトを加え、ほどよい酸味をプラスしたフローズンドリンクなどを発売した。

ドトールバリューカード(プリペイド方式のカード)を中心とした販促を展開することで、お客の利用頻度が高まるなど、既存店の業績は順調に推移した。

卸売事業では、ドリップコーヒーやコーヒー原料などの販路と取引先の拡大、コンビニエンスストアを中心にチルド飲料など定番商品と新商品の継続的な投入に注力したほか、他企業とのコラボレーションなど新たな商品の開発・販売をはじめるなど、引き続き業容拡大に努めた結果、売上を大きく伸ばすことができた。

日本レストランシステムグループにおける売上高は107億9500万円(4.1%増)、営業利益は14億100万円(6.1%減)となった。

カフェ業態である「星乃珈琲店」、「OSLO COFFEE」の展開や肉業態の高価格ブランドを店舗展開していることから業態に応じた店舗オペレーションに注力し、お客の満足やブランド価値の向上に努めた。

商品戦略では、引き続き、マーケティング力の強化に努め、既存ブランド、新規ブランドともに商品力を高めると同時に、多ブランド展開における効率化を考慮した商品開発を実施し、原価管理を徹底した。

通期は、売上高1310億円、営業利益110億2100万円、経常利益112億300万円、当期利益62億4700万円の見通し。

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