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アサヒ/1~9月は国際事業好調、営業利益38%増

2017年11月02日 18:02 / 決算

アサヒグループホールディングスが11月2日に発表した2018年12月期第3四半期の連結決算は、売上高1兆5219億2800万円(前年同期比24.0%増)、営業利益1471億5400万円(38.1%増)、四半期利益988億9600万円(70.2%増)となった。

酒類事業の売上収益は、ビール類以外の酒類などの売上収益が前年実績を上回ったが、夏場の天候不順の影響などによるビール類の販売数量の減少により、微減。事業利益については、広告販促費の効率化や原材料を中心としたコストダウンなどの取組みにより、増加した。

飲料事業の売上収益は、炭酸飲料や乳性飲料などの販売数量が前年実績を上回ったことにより、増収だった。事業利益も、増収効果のほか、品種・容器構成比の改善や最適生産体制の推進による操業度向上などの製造原価低減の取組みにより、好調だった。

国際事業の売上収益は、オセアニア事業が好調に推移したほか、欧州事業の業績の上乗せもあり、前年同期比176.3%増の4432億800万円。事業利益は、中東欧ビール事業の買収に伴う取得関連費用などが発生したが、欧州事業の業績の上乗せにより、前年同期比526.4%増の496億200万円となった。

2018年12月期通期の連結決算は、売上高2兆300億円(前期比18.9%増)、営業利益1673億円(22.2%増)、当期利益1100億円(26.3%増)を予想している。

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