ヤオコー/4~12月は、PB拡大し営業利益161億円
2018年02月13日 12:20 / 決算
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ヤオコーが2月13日に発表した2018年3月期第3四半期決算は、売上高3139億4200万円、営業利益161億1200万円、経常利益157億9800万円、当期利益106億5600万円となった。
商品面では、「Yes!YAOKO」(自社プライベートブランド)と「star select」(ライフコーポレーションとの共同開発プライベートブランド)を新たに90単品発売し、リニューアルによる活性化を推進した。
新たな産地開拓や中間物流を排除した直接買付による産地直送など、生鮮部門を中心に生産者と共同で鮮度・品質向上のための取組みをより一層充実した。
一部の商品では、原料から調達した商品開発、海外における産地・供給先の開拓による直輸入商品の導入など、独自化・差別化につながる品そろえを充実した。
「ヤオコーカード」をベースとするFSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム)を活用し、「ヤオコーアプリ」などによるターゲットをより明確にした販促企画やマーケティングを積極的に展開した。
店舗における作業工程の見直しをベースとした生産性向上モデル(カイゼン)の水平展開を拡大するとともに、デリカ・生鮮センターの活用度を高め、店舗での作業負担の軽減と、製造小売としての機能強化により商品価値向上を図り、商品力の強化に努めた。
今後の店舗数増加に対応するため、熊谷物流センター(埼玉県熊谷市)を新設し、輸送距離・所要時間の短縮など商品物流の効率化に資するとともに、店舗におけるカイゼンと連携した包括的な業務の効率化を図った。
セルフ精算レジの導入をはじめとするIT化・機器導入、アウトソーシングによる業務効率化を重点的に推進した。
新規店舗として、7月に流山おおたかの森店(千葉県流山市)、10月に館林アゼリアモール店(群馬県館林市)、11月に八百幸成城店(東京都調布市)、日野南平店(東京都日野市)、浦和パルコ店(埼玉県さいたま市)の5店を出店するとともに、2店を閉店した。
既存店の活性化策として、7店について大型改装を実施した。
4月にヤオコーグループとなったエイヴイは、一部店舗へのセルフ精算レジの導入をはじめ、更なるローコストオペレーションを目指した取組みを鋭意進めた。
期末店舗数は、グループ全体で167店(ヤオコー157店、エイヴイ10店)となった。
通期は売上高4000億円、営業利益165億円、経常利益160億円、当期利益107億円の見通し。
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