西松屋/2月期は衣料品値下げ販売増加、営業利益半減
2019年04月02日 11:10 / 決算
西松屋チェーンが4月2日に発表した2019年2月期によると、売上高1381億6700万円(前年同期比0.6%増)、営業利益36億200万円(47.5%減)、経常利益39億3500万円(44.8%減)、当期利益21億8100万円(54.2%減)となった。
北海道から沖縄までの全国47都道府県に、お客にとって便利で標準化された店舗網の拡充をさらに進めるため、継続して新規出店を行った結果、当期の新規出店は58店となった。
一方でリプレースなども行い、5店を閉鎖した。以上の結果、期末の店舗数は1004店となった。
インターネット販売では、お客の利便性の更なる向上のため、兵庫県姫路市にインターネット販売専用の配送センター「ネット西日本センター」を開設した。
商品面では、手ごろな価格と品ぞろえで差別化を図るため、お客の立場に立った品質を備えた商品の開発を推し進めたことで、プライベートブランド商品の売上は順調に伸びた。
しかしながら、主に衣料品の売上不振により、値下げ販売が増加した。
オペレーション面では、店長研修会などによる従業員教育を継続することで、スーパーインテンデント(複数店管理店長)制度の拡大を進めた。
業務システムの見直しを行い、ITの利用により本部や店舗での作業手順の改善・単純化に繋げることで、コスト削減に努めた。
次期は、売上高1450億円(4.9%増)、営業利益62億7000万円(74.0%増)、経常利益65億円(65.2%増)、当期利益40億2800万円(84.7%増)を見込んでいる。
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