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不二家/2015年12月期、営業利益66%増

2016年02月09日 12:00 / 決算

不二家が2月9日に発表した2015年12月期通期の連結決算は、売上高が1040億2100万円(前期比0.1%減)、営業利益は14億8000万円(66.8%増)、経常利益が30.3%増の15億2200万円、純利益は1億4600万円(前期は1億1000万円の純損失)だった。

売上面では、洋菓子事業において量販店やコンビニエンスストアの販売シェアが大幅に伸長し市場が変化する中、洋菓子専門店との厳しい競合と個人消費低迷の影響もあり、既存の不二家洋菓子チェーン店の売上が低調に推移。製菓事業の主力「カントリーマアム」の好調、中国事業の売り上げ拡大がカバーした。

利益面は、上半期において、洋菓子事業における既存店と国内菓子事業の売上が減少し収益は悪化したが、下半期の洋菓子事業の物流費改善や菓子事業の収益改善に加え、好調な中国事業にも支えられ、増益を計上した。

2016年12月期通期は、売上高1060億円(前期比1.9%増)、営業利益18億円(21.6%増)、経常利益18億円(18.2%増)、純利益3億円(約2倍)を見込んでいる。

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