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サントリーHD/2016年1~3月、純利益2.6倍

2016年05月06日 17:00 / 決算

サントリーホールディングスが5月6日発表した2016年12月期第一四半期の連結決算は、売上高5948億7100万円(前年同期比7.5%増)、営業利益306億9600万円(13.4%増)、経常利益247億400万円(10.9%増)、純利益116億3800万円(約2.6倍)となった。

飲料・食品セグメントのサントリー食品インターナショナルでは、「南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」、「プレミアムボス ブラック・微糖」が好調に推移。

「伊右衛門 特茶」、「黒烏龍茶」の積極的なマーケティング活動に取り組み、「胡麻麦茶」、「ペプシ スペシャル」などを含めた特定保健用食品合計の販売数量は、前年同期を大きく上回った。

酒類では、サントリースピリッツが前年同期比4%増の売上となった。

ビームサントリーは、為替や事業売却などの影響を除いた既存事業ベースで前年同期比一桁台半ばの伸長だった。

なお、為替や事業売却などを加味したベースでは決算における売上高は微減。

サントリービールは、総市場が前年同期比98%程度と推定される中、同102%と市場を上回った。

「ザ・プレミアム・モルツ」は、日本のビール市場にエールビールを新提案する「香るエール」を発売するなど、プレミアムビール市場に新たな価値を提案し、前年を上回る販売数量となった。

また、その他事業では、サントリーウエルネスは「セサミン」シリーズやスキンケア化粧品「F.A.G.E.(エファージュ)」などが、好調で前年同期比12%増の売り上げ。

ハーゲンダッツ ジャパンは新商品が好調に推移し、4%増の売り上げだった。

国内売上高は3776億円(15.0%増)、海外売上高は2173億円(3.3%減)。

売上の海外比率は36.5%、のれん等償却前営業利益の海外比率は54.7%。

2016年12月期通期は、売上高2兆7300億円(前期比1.6%増)、営業利益1880億円(1.6%増)、経常利益1600億円(2.4%増)、純利益500億円(10.5%増)を予想している。

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