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カワチ薬品/4~12月、予防関連商品好調で営業利益127.2%増

2021年01月25日 10:50 / 決算

カワチ薬品が1月22日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、売上高2160億7800万円(前年同期比7.0%増)、営業利益87億2800万円(127.2%増)、経常利益94億4900万円(107.9%増)、親会社に帰属する当期純利益62億5000万円(113.7%増)となった。

グループでは、有事における小売業としての使命を果たすべく、その機能強化に努め、医薬関連商材や生活必需品などの商品の集荷と供給に努めた。また、創業60周年を迎えたことから記念キャンペーンを実施した。

新規出店では、既存地区である、栃木県に2店舗、茨城県、埼玉県に各1店舗、計4店舗を出店した。調剤薬局は、山形県、福島県、栃木県に各1件、計3件を既存店に併設した。グループの期末店舗数は、計343店舗(うち、調剤併設119店舗)となった。

利益は、昨年の新ポイントカード移行に伴うポイント引当金の影響がなくなったことなどに加え、予防関連商品などの需要増により粗利益率を押し上げたことや、販促活動の見直しに伴い広告宣伝費などの販管費が抑制されたことなどから、大幅な増益となった。

通期は、売上高2820億円(4.3%増)、営業利益95億円(67.4%増)、経常利益105億円(59.7%増)、親会社に帰属する当期利益65億円(70.1%増)を見込んでいる。

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