カワチ薬品 決算/4~9月減収減益、競争厳しく通期下方修正
2025年10月30日 10:25 / 決算
カワチ薬品が10月29日に発表した2026年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高1453億5700万円(前年同期比1.4%減)、営業利益32億900万円(21.9%減)、経常利益38億600万円(16.2%減)、親会社に帰属する当期利益24億5700万円(9.5%減)となった。

ドラッグストア業界は、競合各社の出店増に加え、各種商材の値上げによる買い控えに対し、小売り各社による需要喚起策が図られるなど、一段と競争環境が厳しくなっている。
専門性強化策として予防医療の観点から健康食品などの商品拡充を図った。また、相次ぐ値上げに対し販売価格の見直しに注力したほか、在庫適正化に努めたが減収減益となった。
店舗面では、既存地区である、栃木県に3店舗、福島県、茨城県に各1店舗、計5店舗を出店。調剤薬局を栃木県に2件、茨城県に1件、計3件併設した。グループの店舗数は、計385店舗(内、調剤併設159店舗)となっている。
通期は、消費マインドの低下に加え、競合各社や小売り各社との競争激化が下期も続くと予想し、売り上げ・利益面ともに下方修正した。
売上高は前回予想比50億円減の2870億円(0.3%減)、営業利益18億円減の60億円(19.6%減)、経常利益17億円減の70億円(16.1%減)、親会社に帰属する当期利益12億円減の37億円(24.3%減)を見込んでいる。
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