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ドトール・日レスHD/2月期はコロナ禍で店舗減損損失、当期損失109億円

2021年04月15日 10:50 / 決算

ドトール・日レスホールディングスが4月14日に発表した2021年2月期決算によると、売上高961億4100万円(前年同期比26.7%減)、営業損失43億1900万円(前期は102億8900万円の利益)、経常損失41億7700万円(前期は102億8700万円の利益)、親会社に帰属する当期損失109億7900万円(前期は60億5800万円の利益)となった。

グループは、「外食業界におけるエクセレント・リーディングカンパニー」の地位確立を目指し、立地を厳選してグループ全体で73店舗(直営店53店舗、加盟店19店舗、海外1店舗)を新規出店した。

既存事業では、ブランド価値向上を目指した店舗改装を推進したほか、店舗におけるテイクアウトメニューや売店商品の拡充、また量販店などを中心とした卸売事業の拡大など、消費の変化にあわせた取組みを優先実施した。

また、物流や購買の見直しを図り、業務の効率化を推進するとともに、徹底した管理コストの削減など、事業基盤の安定強化に努めた。

しかしながら、店舗休業や営業時間の短縮などが影響し売上は激減、また人件費や家賃などの固定費が収益を圧迫したことで前年実績を大きく下回ることとなり、店舗の減損損失やコロナ関連の特別損失として人件費・賃借料・減価償却費などを計上した。

次期は、売上高1221億8000万円(127.1%増)、営業利益30億4600万円、経常利益31億9000万円、親会社に帰属する当期利益43億7400万円を見込んでいる。

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