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関西スーパー/3月期、内食需要の高まりで増収増益

2021年04月28日 11:10 / 決算

関西スーパーマーケットが4月28日に発表した2021年3月期決算によると、営業収益1309億4000万円(前年同期比3.8%増)、営業利益27億3100万円(21.2%増)、経常利益30億8600万円(19.5%増)、親会社に帰属する当期利益20億500万円(19.2%増)となった。

新型コロナウイルス感染拡大抑制と内食需要の高まりなどお客の買物行動の変化に対応することで、営業収益は増益となった。

一方で、営業経費は、お客・従業員への感染拡大抑制策を講じるための備品の購入や、従業員へ感謝特別支給金や特別賞与を支給したことに加え、成長へ向けた店舗の新設や改装などにより増加した。しかし、売上総利益の増加が営業経費の増加を上回ったため営業利益は増益となった。

グループでは、お客と従業員の安全・安心を確保することを最優先に、感染拡大抑制策を実施した。お客が安心して買い物ができる環境づくりとしてアルコール自動手指消毒器の増設、ソーシャルディスタンス確保のためのフロアサイン表示、従業員が安心して仕事ができる職場環境づくりとしてマスクの無償配布、レジガードの設置、チェッカー係の手袋着用、諸会議や商談・研修会・採用活動などにおけるWeb活用などを進めた。

また、富田林駅前店(大阪府富田林市)を11月にオープンし、大阪南部エリアのドミナント強化を図った。一方で、3月には、下坂部店(兵庫県尼崎市)を閉鎖した。

11月オープンの富田林駅前店から導入を開始したSIAA(抗菌製品技術協議会)認定の抗菌店内カゴは全店で導入を完了し、抗菌グリップアルミカートは導入店舗を順次拡大した。

販促施策としては、折込みチラシを週1回に変更することでお客の買い物スケジュールに役立てるとともに、店内混雑緩和のために10%引セールを週1回から2回へ変更し集客を分散した。

さらに、エッセンシャルワーカーとして活躍する従業員への感謝と健康を願い、感謝特別支給金と特別賞与の支給を2回実施し、3回目の支給を決定した。また、従業員とその家族への健康配慮として、子会社を含む全従業員約6000人へ合計6回の私用マスクを配布した。

次期は、営業収益1290億9000万円、営業利益28億2000万円、経常利益31億1000万円、親会社に帰属する当期利益20億2000万円を見込んでいる。

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