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イオンモール/2月期増収増益も計画値未達

2022年04月07日決算

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イオンモールが4月7日に発表した2022年2月期決算によると、営業収益3168億1300万円(前期比12.9%増)、営業利益382億2800万円(11.1%増)、経常利益325億4000万円(14.4%増)、親会社に帰属する当期利益192億7800万円(前期は18億6400万円の損失)となった。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けていない2020年2月期との比較では、営業収益は2.3%減、営業利益は37.1%減、経常利益は42.0%減、親会社株主に帰属する当期純利益は43.7%減となっている。

前期比は増収増益となるも、国内、海外ともに新型コロナウイルスの感染拡大が続き、国内外のモールにおいて営業時間短縮や一部業種における休業などを実施した影響からコロナ前の一昨年比の利益水準には戻らなかった。通期計画(営業収益3440億円、営業利益590億円、経常利益505億円、純利益310億円)に対しても未達での着地だった。

一時休業期間中の固定費等は、新型コロナウイルス感染症による損失として40億円(前期は165億円)を特別損失に計上している。

国内は、営業収益は2612億1400万円(前期比10.2%増)、営業利益は319億4500万円(4.4%増)と増収増益。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響を受けていない一昨年比では、営業収益は5.0%減、営業利益は39.1%減だった。

新型コロナウイルス感染症拡大が続く中、営業制限は緩和されたものの緊急事態宣言・まん延防止等重点措置により消費マインドは低迷。既存モールでコスト圧縮を図るも、一昨年比は減収減益となっている。

中国は、営業収益は431億3900万円(前期比37.6%増)、営業利益は69億5800万円(203.0%増)と増収増益。新型コロナウイルス感染症の影響を受けていない一昨年比でも、営業収益は20.3%増、営業利益は23.8%増となっている。新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、一部モールを休業する等一時的な影響は出たものの、専門店売上は早期にトレンドを持ち直し、営業利益13億円増と増収増益を達成した。

アセアンは、営業収益は124億5900万円(前期比1.8%増)、営業損失は7億100万円(前期は14億7400万円の利益)。一昨年比では、営業収益は6.2%減、営業利益は33億8700万円の減益だった。出店3カ国すべてで新型コロナウイルス感染症の拡大が続き、特に都市封鎖が実施されたベトナム、通年にわたり営業時間短縮を強いられたインドネシアにおいて影響が大きく、一昨年比で減収減益となった。

次期は、営業収益4040億円、営業利益555億円(45.2%増)、経常利益455億円(39.8%増)、親会社に帰属する当期利益230億円(19.3%増)を見込んでいる。

<岩村康次社長>
岩村康次社長

同日行われたWEB決算会見で、岩村康次社長は「2023年2月期は現中計の最終年度で、次期中計の準備期間としてともに重要となる。今後、地域ナンバーワンモールになるという目標は変わらないが、規模を追うだけでなく、顧客ニーズに応え、地域企業と連携するなど質でもナンバーワンモールを目指す。また、現状、2019年に比べ5%程度客数が戻っておらず、地道にファンを一人一人増やすようなやり方で、アプローチしていきたい」と説明している。

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