イオン株式会社

イオン、イオンリテール、イオンモール、ミニストップ、マックスバリュー、ウエルシアなど、世界14か国17,458店舗（うち海外店舗数1,292店舗）、モール型ショッピングセンター272カ所を展開し、グループ従業員約59.9万人を有するマンモス流通グループ。（2024年2月末現在）

2024年2月期の業績は、営業収益9兆5535億5700万円（前年同期比4.8％増）、営業利益2508億2200万円（19.6％増）、経常利益2374億7900万円（16.6％増）、親会社に帰属する当期利益446億9200万円（109.0％増）で、次期は、営業収益10兆円（4.7％増）、営業利益2700億円（7.6％増）、経常利益2600億円（9.5％増）、親会社に帰属する当期利益460億円（2.9％増）を見込んでいます。

309社の連結子会社、25社の持分法適用関連会社を有しており、GMS事業、SM事業、ヘルス＆ウエルネス事業、国際事業、サービス・専門店事業といった小売事業を中心に、総合金融事業、デベロッパー事業、機能、サービスなどを複合的に展開しています。

イオンは純粋持株会社で、主なグループ会社は、GMS事業がイオンリテール、イオン北海道、イオン東北、イオン九州、イオン琉球、サンデー、SM事業はユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス、マックスバリュ東海、フジ、ダイエー、光洋、マルエツ、カスミ、ミニストップ、まいばすけっと、DS事業はイオンビッグ、ビッグ・エー、ヘルス＆ウエルネス事業はウエルシアホールディングス、ディベロッパー事業はイオンモール、イオンタウン、サービス・専門店事業は、コックス、ジーフット、キャンドゥ、メガスポーツ、イオンペット、未来屋書店等です。

総合金融事業はイオンフィナンシャルサービス、イオンクレジットサービス、イオン銀行、AEON CREDITSERVICE (ASIA)、AEON THANA SINSAP(THAILAND)、AEON CREDITSERVICE(M)、国際事業はAEON STORES(HONG KONG)、AEON CO.(M)BHD.、永旺商業、青島永旺東泰商業、AEON SOUTH CHINA、GUANGDONG AEON TEEM、AEON (Thailand)、その他の事業はイオンアイビス、機能会社はイオントップバリュ、イオングローバルSCM等です。

国際事業の収益向上が進んでおり、積極的な店舗展開、商品開発を進めるなど、真に現地化した企業を目指し、成長を加速させる計画です。

2025年までにグループの持続的な成長を支える事業基盤確立のため、重点取り組みとして「デジタルシフトの加速と進化」「サプライチェーン発想での独自価値の創造」「新たな時代に対応したヘルス＆ウエルネスの進化」「イオン生活圏の創造」「アジアシフトの更なる加速」「GX（グリーン・トランスフォーメーション）」を掲げ、営業収益対比利益率に軸足を置き、2025年度営業収益11兆円、営業利益3800億円、営業利益率3.5％、ROE7％以上を見込んでいます。

なお、前提として電気代などの水道光熱費の上昇、物流分野の2024年問題対応、戦略的な積み増しした人件費増加によるコスト増を見込んだ業績予想を行っています。

2024年3月期の有価証券報告書によると、岡田元也取締役会議長指名委員報酬委員代表執行役会長の役員報酬は1億3700万円（内訳：基本報酬5200万円、ストックオプション3200万円、短期変動報酬5200万円）、吉田昭夫取締役代表執行役社長が1億7100万円（内訳：基本報酬5400万円、ストックオプション4500万円、短期変動報酬7200万円）です。

2024年2月期