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サツドラHD/6~8月増収増益、調剤薬局が堅調

2022年09月16日 10:10 / 決算

サツドラホールディングスが9月16日に発表した2023年5月期第1四半期決算によると、売上高214億9600万円(前年同期比0.8%増)、営業利益7200万円(23.5%増)、経常利益7600万円(11.1%増)、親会社に帰属する当期利益3000万円(12.0%減)となった。

サツドラ

中心となるリテール事業の売上高は212億5700万円(0.6%増)、セグメント利益は7900万円(113.3%増)。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けていた感冒薬や化粧品の需要が徐々に持ち直し、客単価は上昇したものの、物価上昇による生活防衛意識の高まりを受け、来店頻度の減少に伴い客数が減少した結果、ドラッグストアフォーマットの売上高は前年同期を下回った。

インバウンドフォーマットは、訪日外客数が低調に推移したことにより、引き続き売上高はわずかなものだったという。

調剤薬局は、ワクチン・検査パッケージの実施や医療用抗原検査キット販売の増収効果もあり、売上高は前年同期を上回った。

北海道共通ポイントカード「EZOCA」を活用した地域マーケティング事業や決済サービス事業、ユーザー目線での課題解決を目指したPOSアプリケーションなどの開発・販売などその他事業の売上高は3億3400万円(15.2%増)、セグメント損失は1000万円(前年同期はセグメント利益600万円)。

通期は、売上高914億円(10.2%増)、営業利益12億円(60.6%増)、経常利益12億円(51.3%増)、親会社に帰属する当期利益7億円(120.9%増)を見込んでいる。

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