サツドラHD 決算/6~2月増収増益、化粧品の需要回復・生鮮食品46店舗に導入

2025年03月25日 10:36 / 決算

サツドラHDが3月21日に発表した2025年5月期第3四半期決算によると、売上高756億8400万円(前年同期比4.9%増)、営業利益12億8800万円(39.8%増)、経常利益12億7100万円(45.9%増)、親会社に帰属する当期利益7億300万円(48.1%増)となった。

サツドラ

リテール事業の売上高は744億1100万円(4.6%増)、セグメント利益は11億7100万円(34.7%増)。

ドラッグストアフォーマット店舗の営業面では、ESLPを中心とする価格戦略を推進。作業平準化による業務効率の改善や、生鮮食品を含めた商品カテゴリーの拡大を図った。生鮮食品の取り扱いについては、今期は46店舗に導入している。

第3四半期連結累計期間は、物価上昇による生活防衛意識の高まりを受け、1人あたりの買上点数は減少したものの、商品単価の上昇や化粧品の需要が回復した結果、ドラッグストアフォーマットの売上高は前年同期を上回った。

インバウンドフォーマットについては、訪日外国人観光客の需要を取り込んだ結果、売上高は前年同期を上回っている。調剤薬局については、新たに開設した調剤併設薬局により増収となる。

ドラックストアは6店舗を出店、4店舗を閉店し、合計181店。インバウンド店は1店舗を出店し10店舗、調剤専門薬局は2店舗閉店し9店舗に。そのほか、北海道くらし百貨店1店舗を閉店し、合計店舗数は200店舗となった。

通期は、売上高1000億円(4.7%増)、営業利益14億円(1.1%増)、経常利益13億5000万円(1.0%増)、親会社に帰属する当期利益4億8000万円(2.0%増)を見込んでいる。

サツドラHD 決算/6~8月増収増益、化粧品・観光客需要が回復

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