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ZOZO/3月期営業利益13.6%増、買取・製造販売とUSED販売が好調

2023年04月27日 11:50 / 決算

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ZOZOが4月27日に発表した2023年3月期決算によると、売上高1834億2300万円(前年同期比10.4%増)、営業利益564億2100万円(13.6%増)、経常利益567億1600万円(14.2%増)、親会社に帰属する当期利益395億2600万円(14.6%増)となった。

ZOZO

売り上げ面は、商品取扱高に対する売上高比率が高い買取・製造販売とUSED販売、広告事業が成長したことが貢献。商品取扱高に対する売上高比率が低いBtoB事業の商品取扱高における構成比が減少、広告事業における売上高の成長率が商品取扱高の成長率よりも高い水準であった事が主な要因となり、前年同期比で商品取扱高(その他商品取扱高除く)の成長率を上回る伸び率となった。

Yahoo!ショッピング(2022年10月にPayPayモールを吸収し統合)については、前年度までに獲得した顧客の定着、モールを運営するヤフーによる販促施策投下の効果で、売り上げを伸ばしているという。

利益面では、買取・製造販売とUSED販売、広告事業の成長、粗利率の低いBtoB事業の商品取扱高が商品取扱高(その他商品取扱高除く)における構成比が減少したため粗利率が上昇した。

物流拠点内の作業効率向上により、人件費のうち物流関連費(対商品取扱高)が0.3ポイント低下。出荷単価が前期実績を上回った事ならびに商品配送時の梱包(こんぽう)資材のサイズ適正化により、荷造り運賃(対商品取扱高)が0.3ポイント低下したことで、販管費も改善している。

次期は、売上高2007億円(9.4%増)、営業利益600億円(6.3%増)、経常利益600億円(5.8%増)、親会社に帰属する当期利益420億円(6.3%増)を見込んでいる。

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