株式会社ZOZO

ZOZOは、「ZOZOTOWN」を中心としたEC専門企業。2019年9月にソフトバンクグループ傘下となっています。

連結子会社は、ZOZO NEXT、yutori、ZOZO Apparel USA., Inc.、ZOZO NEW ZEALAND LIMITED、上海走走信息科技の5社で構成しています。

ZOZOTOWN事業は買取・製造販売、受託販売、USED販売をしていますが、ヤフーが運営する「PayPayモール」にもZOZOTOWNを出店しています。

このほか、アパレルメーカーが独自に運営するECサイトのシステム開発、デザイン制作、物流請負、マーケティング支援など、必要に応じて各種フルフィルメント関連業務をB2B事業、「ZOZOTOWN」「WEAR」のユーザーリーチ基盤を活用した広告事業も手掛けています。

2022年3月期の業績は、売上高1661億9900万円（前期比12.8％増）、営業利益496億5600万円（12.5％増）、経常利益496億5500万円（11.9％増）、親会社に帰属する当期利益344億9200万円（11.5％増）と増収増益です。

2023年3月期は、売上高1813億円（9.1％増）、営業利益515億円（3.7％増）、経常利益515億円（3.7％増）、親会社に帰属する当期利益359億円（4.1％増）を見込んでいましたが、自社努力、購買動向の変化により、大幅なコスト低減が発生し続けているため、業績予想を営業利益550億円（当初予想増減比6.8％増）、経常利益552億円（7.2％増）、当期利益384億円（7.0％増）と増益に修正しています。

今後の商品取扱量の増加を視野に入れ、更なる物流キャパシティの拡大、業務効率化の促進を検討しており、2023年冬に物流倉庫を増やす考えで、ECシステムのサーバー利用拡大、システムエンジニアの増員していく予定です。

なお、2022年12月、初のリアル店舗「niaulab by ZOZO」を表参道に出店しています。