ZOZO/ゾゾタウン過去20年の購買データもとに「ファッション通販白書」を発表
2025年12月10日 14:27 / EC
- 関連キーワード
- ZOZO
- ZOZOTOWN
- アパレル・ファッション
ZOZOは12月10日、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」の20年分の購買データをもとにした「ファッション通販白書 by ZOZOTOWN」を発表した。
「ゾゾタウン」のサービスを開始した2004年から2025年までに蓄積された9億点以上の購買データから、世の中の変化や都道府県別の購買傾向などを分析。白書では「都道府県」「社会」「サービス」「ユーザー」「ブランド」の項目別に読み解いている。
「都道府県編」では、購買データを都道府県別に分析し、地域ごとに特色のある「ファッション県民性」を紹介。以下はその一部を抜粋。
- 北海道:最北端は、お家ファッション最先端!?長く厳しい冬、広大な大地。お家ファッションの独自進化?
- 宮城:東北都市の宿命か!コートこそが勝負服!?モッズ、トレンチ、ステンカラー。コート文化の独自進化?
- 東京:さすがはTOKYO、サステナブルでファッショナブル!買い替えと古着フル活用!これぞ買い物最先端?
- 富山:堅実な県民性は、まゆげにも表れる?まゆげにこだわる人は誠実な人が多い説!?
- 大阪:大阪女性の「サンバイザー愛」は不滅です。大阪のイメージ通り?自転車&サンバイザー!
- 徳島:これぞ阿波踊りのDNA!?踊り文化、進化してます。パーティーが多い県?それともコスプレ好きが多い県?
- 沖縄:太陽の輝きに負けない、陽気ファッション!赤、金、シルバー。カラフルさこそがアイデンティティ?
「社会編」では、「気候変動によりシーズンレス化!?Tシャツは夏だけのものではなくなった!?」と投げかけ、Tシャツとアウターの販売ピーク時期を比較している。
また、「20年で変わったTシャツの価格帯。物価高の時代でもTシャツは3000円未満が定番に!?」というテーマで、Tシャツカテゴリーにおける3000円未満の割合推移を紹介し、次のように解説している。
「Tシャツの購買価格帯は、2000年代後半の5000円未満から、近年では3000円未満が主流に。物価上昇のなかでも、Tシャツは手に取りやすい価格を保ちながら、日常の『定番アイテム』として定着」
■ファッション通販白書 by ZOZOTOWN
対象期間:2004年12月15日~2025年7月31日
特設サイト:https://zozo.jp/event/fashion-ec-whitepaper/
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。


