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クリエイト・レストランツ/3~8月期売上収益34.1%増、DX推進し業務効率化

2023年10月16日 15:47 / 決算

クリエイト・レストランツHDが10月13日に発表した2024年2月期第2四半期決算によると、売上収益729億8200万円(前年同期比34.1%増)、営業利益41億5900万円(18.2%減)、税引前利益39億2600万円(21.9%減)、親会社に帰属する当期利益30億3700万円(13.5%減)となった。

コロナ禍における変化対応で培った筋肉質なコスト構造を定着させつつ、ロケーションビジネスからブランドビジネスへの転換を推進すべく、既存店のさらなる質の向上に取り組んでいる。具体的には、グループの核となる25のコアブランドのコンセプトを明確にし、専門性の強化として付加価値の高いメニュー考案に取り組んでいるほか、サービスのさらなる向上・戦略的な店舗改修などを実行。顧客満足度の向上と販売価格の適正化に努めている。

加えて、「守り」から「攻め」への転換を図るべく、DX投資の一環として、マーケティングオートメーションの導入によるプロモーションの促進や、モバイルオーダーの拡充及び配膳ロボットの活用、バックオフィス業務の効率化・高度化などに着手した。

新規出店に関しては、しゃぶしゃぶ食べ放題「しゃぶ菜」や「MACCHA HOUSE 抹茶館」、海鮮居酒屋「磯丸水産」、大衆居酒屋「五の五」、ごまそば「遊鶴」、焼き肉「萬家」、ベーカリー「サンヴァリエ」、「つけめんTETSU」といったコアブランドを中心に投資を再開する一方、投資を伴わない香港へのフランチャイズ出店に加え、ゴルフ場内レストランを始めとした業務受託店舗も積極的に出店している。

その結果、グループ全体では23店舗の新規出店、9店舗の業態変更、契約満了に伴う退店や不採算店舗を中心に37店舗の退店を実施し、第2四半期末における業務受託店舗等を含む連結店舗数は1131店舗となった。

また、人的資本への投資として、3月1日付で発足したグループ横断的な「人財プロジェクトチーム」を中心に、社員昇給の拡大、クルーの時給アップ、研修制度の充実に働きやすい職場作りのほか、採用活動の多角化にも取り組んでいるという。

通期は、売上収益1430億円(20.9%増)、営業利益74億円(45.6%増)、税引前利益69億円(51.1%増)、親会社に帰属する当期利益50億円(47.7%増)を見込んでいる。

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