関西フードマーケット/4~9月営業利益155.1%増

2023年11月01日 17:19 / 決算

関西フードマーケットが11月1日に発表した2024年3月期第2四半期決算によると、売上高1911億1700万円(前年同期比3.3%増)、営業利益46億9100万円(155.1%増)、経常利益44億7100万円(195.3%増)、親会社に帰属する当期利益40億5700万円(415.1%増)となった。

関西フードマーケット

値上げの影響による客単価上昇と客数の回復が進み、既存店売り上げが前年を超え、増収だった。

営業利益は、イズミヤ・阪急オアシスの業績改善で大幅な増益を計上している。親会社株主に帰属する当期利益は、繰り延べ税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、繰り延べ税金資産の追加計上による税金費用の減少により大きく伸びた。

イズミヤ・阪急オアシスの既存店売上高前年同期比は4.0%増(客数1.0%増、客単価3.0%増)、総額売上高1321億700万円(3.1%増)、営業利益28億3400万円(221.4%増)。

コストプッシュ要因に対し、粗利益改善とチェーンオペレーション改革による販管費削減で大幅な増益となっている。

関西スーパーマーケットの既存店売上高4.6%増(客数前年同期並み、客単価4.5%増)、総額売上高661億6100万円(3.5%増)、営業利益20億2000万円(83.5%増)。

売り上げ好調と販管費を計画より抑制したことで、営業利益が大きく伸びた。

通期は、第2四半期までの業績を踏まえて、親会社株主に帰属する当期利益を上方修正している。

売上高3790億円(1.3%増)、営業利益87億円(47.0%増)、経常利益81億5000万円(52.2%増)、親会社に帰属する当期利益は前回予想比5億円増の50億円(17.3%増)を見込んでいる。

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