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モノタロウ/1~9月、大企業顧客対応強化などで増収増益

2023年11月02日 10:20 / 決算

MonotaROが10月26日に発表した2023年12月期第3四半期決算によると、売上高1872億2300万円(前年同期比12.8%増)、営業利益229億1900万円(18.6%増)、経常利益231億4500万円(18.3%増)、親会社に帰属する当期利益161億7100万円(23.3%増)となった。

<モノタロウ>

検索エンジンへのインターネット広告の出稿と自社ウェブサイトを検索エンジンにおいて上位に現すための検索エンジン最適化(SEO)の取組みを主軸とした新規顧客の獲得や、顧客ごとに掲載商品を最適化したeメールや郵送チラシによるダイレクトメール、日替わりでの特価販売等による販促活動を積極的に展開した。

また、テレビCMを放映し更なる認知度の向上に努めた。さらに、顧客基盤の拡大に伴い増加するさまざまな需要に対応すべく、第3四半期連結会計期間末時点でウェブサイト上の取扱商品としては約2000万点、当日出荷を可能とする在庫商品点数としては約53万7000点を取り揃えた。

一方、大企業顧客を対象とした相手先購買管理システムとのシステム連携を通じた間接資材の販売に関も、顧客数、売上共に順調に拡大した。加えて、物流における出荷能力・保管能力の強化のため、昨年4月に稼働を開始した「猪名川ディストリビューションセンター」(兵庫県川辺郡)の設備拡張(第2期工事)を4月に実施した。

これらの施策により、第3四半期連結累計期間中に83万8918口座の新規顧客を獲得し、期末現在の登録会員数は884万5412口座となった。

加えて、韓国子会社であるNAVIMRO Co., Ltd.は、インターネット広告の出稿を中心に積極的な顧客獲得活動を推進して顧客基盤を拡大させるとともに、取扱商品及び在庫商品の拡充を進めた。

通期は、売上高2651億9500万円(17.4%増)、営業利益320億3000万円(22.2%増)、経常利益319億8600万円(21.2%増)、親会社に帰属する当期利益227億8900万円(22.1%増)を見込んでいる。

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