モノタロウ/韓国子会社NAVIMROが新倉庫を稼働

2023年07月06日 14:40 / 海外

現場を支えるネットストア「モノタロウ」を運営するMonotaRO (モノタロウ) の韓国における子会社NAVIMRO Co.,Ltdは7月6日、韓国・烏山市(Osan-si)に物流拠点を新設し、稼働を開始した。

<新物流拠点>

新物流拠点、NAVIMRO OSAN ディストリビューションセンター(NAVIMRO OSAN DC)は、棚搬送ロボットを約120台導入し、業務生産性を高めた効率的な物流オペレーションにより、お客の調達リードタイム削減に貢献する。

棚搬送ロボットの導入による作業スタッフの移動距離の減少など、オペレーションの自動化・省力化を推進し、従来の約2倍に生産性を高めた効率的な物流運営を目指す。今回の物流拠点の新設により、在庫保有能力は最大15万点に拡大(第2期稼働後)し、在庫する商品種類の増加に加え出荷能力を増強することで、さらに多くの顧客の短納期需要に応えることが可能となる。これからも、利便性が高まることによる顧客増加と顧客満足度の向上に努めていく。

NAVIMROは、事業者向け間接資材の通信販売会社として、MonotaROが100%出資し、韓国で2013年に創業した。ECサイト「NAVIMRO」では、500万点の商品を取扱い、7万点の在庫を持ち製造業のお客を中心に利用されている。

また近年では、NAVIMROは購買管理システムを自主開発し、大企業向け購買プラットフォームとして提供している。購買管理システムの利用により、各現場・拠点ごとに注文・受取ができる体制を変えることなく、それまで分散していた購買履歴データがすべて蓄積・可視化されることで購買管理の一元化が可能となり、お客の業務効率改善およびガバナンス強化に貢献している。

NAVIMROは、モノタロウが日本で培った間接資材Eコマースのノウハウと共に、韓国のビジネス手法や慣習を取り入れ、顧客ニーズに応える満足度の高いサービスの実現を目指し、産業界の発展に貢献するという。

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