薬王堂HD 決算／3～5月増収増益、ドミナントと既存店を強化
2024年07月05日 16:59 ／ 決算
薬王堂ホールディングスが7月5日に発表した2025年2月期第1四半期決算によると、売上高366億2500万円（前年同期比8.4％増）、営業利益14億300万円（3.9％増）、経常利益14億8300万円（2.9％増）、親会社に帰属する当期利益10億2700万円（4.4％増）となった。
販売価格や品ぞろえの強化を図り、来店客数、買い上げ点数の増加に取り組んだ。
小商圏ドミナント出店を推進し、ドラッグストアを青森県に1店舗新規出店した。この結果、5月末の店舗数は388店舗（うち調剤併設型3店舗、調剤専門薬局2店舗）となった。また、青森県と宮城県を中心に15店舗の改装を実施し、エリアドミナントと既存店を強化した。
ヘルスの売上高は前年同期比2.7％増の63億5600万円。医薬品は感冒薬、衛生用品では介護用紙おむつ、生理用品が伸びている。
ビューティーの売上高は6.5％増の49億2000万円。化粧品は基礎化粧品や男性化粧品、ポイントメーク、トイレタリーではヘアケア、オーラルケア、エチケット用品が好調だった。
ホームの売上高は10.5％増の77億1000万円。日用品は家庭紙、洗剤、衣料品では軽衣料、バラエティー部門はペット関連商品、殺虫剤が売れた。
フードの売上高は10.4％増の175億8200万円。日配品や冷凍食品、生鮮食品、ビール類、酎ハイの売り上げが好調だったという。
通期は、売上高1522億円（7.0％増）、営業利益57億円（9.4％増）、経常利益60億円（6.7％増）、親会社に帰属する当期利益40億円（4.6％増）を見込んでいる。
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