松屋フーズHD 決算/4~6月売上高21.9%増、新規17店舗オープン

2024年08月09日 17:19 / 決算

松屋フーズホールディングスが8月9日に発表した2025年3月期第1四半期決算によると、売上高342億6300万円(前年同期比21.9%増)、営業利益1億3400万円(前期は3800万円の損失)、経常利益3億1000万円(168.3%増)、親会社に帰属する当期利益2400万円(前期は200万円の損失)となった。

売上高については、既存店売上が16.2%増と前年を上回ったことに加え、前年度以降の新規出店等による売上増加分が寄与。エネルギー費、各種調達価格の上昇等により、原価率は前年同期の34.2%から35.2%と上昇している。

一方、売上高の増加により、固定費の占める割合が低下したことで、販売費・一般管理費については、前年同期の65.9%から64.4%に改善した。

なお、同社で重視すべき指標と認識しているFLコスト(売上原価と人件費の合計。FOODとLABORに係るコスト)の売上高比は、前年同期の67.7%から68.2%へと上昇したという。

新規出店については、牛めし業態13店舗、とんかつ業態4店舗の合計17店舗を出店。一方で、直営の牛めし業態店2店舗は撤退し、第1四半期連結会計期間末の店舗数はFC店を含め1280店舗(うちFC5店舗、海外15店舗)となった。業態別内訳としては、牛めし業態1045店舗、とんかつ業態188店舗、鮨業態12店舗、その他35店舗となっている。

設備投資については、58店舗の一部改装を実施したほか、工場生産設備などに投資した。

人材投資では、ベースアップ等の待遇改善に加え、オンライン研修サービス導入等の教育投資を展開している。

通期は、売上高1365億円(7.0%増)、営業利益30億円(43.6%減)、経常利益36億5000万円(39.0%減)、親会社に帰属する当期利益12億円(58.8%減)を見込んでいる。

■松屋フーズの関連記事
松屋フーズ/香港1号店を「荘士倫敦広場」にオープン

流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。

メルマガ無料登録はこちら

決算 最新記事

一覧

牛丼に関する最新ニュース

一覧

増収増益に関する最新ニュース

一覧

松屋フーズに関する最新ニュース

一覧

最新ニュース

一覧