モスフードサービス 決算/4~6月増収増益、店舗数の増加が貢献
2024年08月09日 16:10 / 決算
モスフードサービスが8月9日に発表した2025年3月期第1四半期決算によると、売上高225億1100万円(前年同期比1.7%増)、営業利益9億9000万円(4.0%増)、経常利益11億6000万円(9.1%増)、親会社に帰属する当期利益8億6600万円(25.3%増)となった。
国内モスバーガー事業の売上高は177億700万円(1.6%増)、セグメント利益は14億3100万円(8.8%減)。
昨年テレビ番組で取り上げられたことによる需要増の反動で、既存店売上高は0.8%減、客数2.5%減だったが、既存店の客単価は1.7%増と伸び、店舗数の増加もあり、全店売上高は0.7%増だった。
商品では、日本の良さを存分に楽しめる高付加価値バーガーとして、国産牛100%使用のパティを使用した“新とびきり”シリーズを3月下旬から開始し、好評を得た。
5月には、国産素材にこだわった専用の照りやきソースを使用した「新とびきり 謹製 とろったま照りやき ~北海道チーズ~」を発売した。
店舗面では、出店5、閉店4で計1314店舗となっている。
海外事業の売上高は40億9500万円(2.0%増)、前年度の価格改定で原価率が改善したことにより、セグメント利益は4200万円(前年同期はセグメント損失7800万円)。
商圏の変化および人流の変化に対応して、不採算店舗の見極め、価格改定、管理コストの抑制など収益性改善に取り組みました。全体では4店舗減少し452店舗となった。
通期は、売上高940億円(1.0%増)、営業利益42億5000万円(1.5%増)、経常利益44億5000万円(1.3%増)、親会社に帰属する当期利益26億5000万円(3.0%増)を見込んでいる。
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