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サントリー/2013年のビール類、4%増

2013年01月10日 / 商品

サントリーホールディングスは1月9日、「2013年 サントリーグループ酒類事業方針」を発表した。2013年は「ザ・プレミアム・モルツ」「山崎」「白州」などの主要ブランドの強化に加え、引き続き缶チューハイや缶カクテルなどの低アルコール飲料や、ノンアルコール飲料の拡大を目指す。

さらに、氷入りのグラスに注ぐだけでカクテルなどの本格的な味わいが楽しめる「RTS(Ready To Serve)」カテゴリーの創造など、新たな価値提案を行っていく。

ビール事業では、3大重点ブランドの「ザ・プレミアム・モルツ」「金麦」「オールフリー」をいっそう強化するとともに、新ジャンルの新商品「グラン ドライ」を投入し、ビール市場、新ジャンル市場、ノンアルコールビールテイスト飲料市場のさらなる活性化を図る。

同社は2013年のビール類市場全体が前年比2%減で推移すると予想する中、自社のビール類の販売目標を4%増としている。旗艦ブランドである「ザ・プレミアム・モルツ」の販売は7%増を目指す。

新商品の「グラン ドライ」は、3月26日に発売。炭酸ガス圧を、同社のビール類では最高レベルに設定し、“ノドにグッとくる強い刺激と飲みごたえ”を実現したという。2013年は300万ケースの販売を目指す。

ウイスキー事業では、2012年に新商品を発売した「山崎」「白州」や、海外でも評価が高いとされる「響12年」を中心に、手ごろな小容量サイズを活用したマーケティングを展開し、購入層との接点の拡大やパーソナルギフトなどの需要を創造していく。

リキュール・スピリッツ事業では、お酒の新たな楽しみ方を提案するべく、新ブランドの「カクテルツアーズ」を3月に発売する。同商品は、ジュースやミネラルウォーターなどの“割り材”を使用しなくとも、氷入りのグラスに注ぐだけでカクテルなどの本格的な味わいを楽しめるという。

<グラン ドライ 350ml>グラン ドライ 350ml

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