東都水産/水産卸売業不振で4-9月は減収減益
2010年11月06日 / 決算
東都水産が11月5日発表した2011年3月期第2四半期業績(累計)によると、売上高670億8800万円(前年同期比3.4%減)、営業利益2億8600万円(41.1%減)、経常利益3億6200万円(17.2%減)、当期利益1億6200万円(46.9%減)となった。
水産物卸売事業の売上高は620億3900万円(3.4%減)、営業損失900万円(前期は7800万円の営業利益)となった。魚価は回復傾向にあるが、取扱数量が減少したため減収となり、販売諸経費などの削減に努めたが、売上総利益率の低下を補えなかった。
冷蔵倉庫及びその関連事業の売上高は47億700万円(4.2%減)、営業利益1億7700万円(40.1%減)だった。主に製氷と水産物の製造加工等の売上高が減少し減収となった。原価、販売諸経費等の削減に努めたが減益となった。
不動産賃貸事業の売上高は3億4100万円(3.0%減)、営業利益1億4900万円(6.2%減)となった。賃貸物件の稼働率が低下した。
通期は、売上高1380億円(2.3%減)、営業利益6億円(19.5%減)、経常利益7億円(5.9%増)、当期利益4億円(37.1%減)の見通し。