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東都水産/営業損失6億8700万円の赤字決算に

2009年02月08日 / 決算

東都水産が2月6日発表した2009年3月期第3四半期連結業績(累計)によると、売上高1224億2700万円(前年同期比2.9%減)、営業損失6億8700万円(前期は9億400万円の営業利益)、経常損失5億7900万円(8億1300万円の経常利益)、当期損失9億2000万円(10億3000万円の当期損失)の赤字決算となった。

事業別でみると、水産物卸売事業については、取扱い数量減に伴ない売上高は1152億5400万円で、営業損失7億4600万円を計上した。冷蔵倉庫・関連事業については、2007年11月に設立した東水フーズの売り上げによって、売上高は66億3600万円だったものの、原材料費高騰によって営業損失1億6700万円を計上した。

水産物卸売事業の取扱い数量に伴なう減収が響いたほか、魚価が大幅に下落し売上総利益率が低下した。また、「棚卸資産の評価に関する会計基準」の適用によって冷凍魚などの在庫を評価した結果、売上総利益が減少した。関係会社による冷凍魚の製品価格が低下し営業損失を計上した。

通期の業績予想を修正し、売上高1540億円、営業損失8億円、経常損失6億5000万円、当期損失9億9000万円を見込む。

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