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東都水産/4~12月は売上高5.0%減、営業利益32.7%増

2012年02月06日 / 決算

東都水産が2月6日に発表した2012年3月期第3四半期決算は、売上高1008億500万円(前年同期比5.0%減)、営業利益6億9500万円(32.7%増)、経常利益8億100万円(34.7%増)、当期利益6億7800万円(93.5%増)となった。

東日本太平洋で漁獲された水産物について、生産水域の表示を出荷者に要請するとともに、販売先との協力関係を一層強化し、安心・安全でおいしい商品を紹介するなど、消費者の要望にこたえる集荷・販売を進めた。

魚価は持ち直しの傾向にあるものの、取扱数量の減少により減収となった。営業利益は、人件費の削減、貸倒引当金繰入額の減少、販売諸経費の削減等により増益となった。

経常利益は、円高による為替差益の発生で増益だった。特別利益に関係会社整理損失引当金戻入額6700万円を計上し、前年同期に特別損失に計上した資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額6000万円等が減少したため、当期利益は増益となった。

通期は、売上高1230億円(前年同期比9.0%減)、営業利益5億円(61.7%増)、経常利益5億円(49.9%増)、当期利益3億7000万円(-)の見通し。

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