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大丸松坂屋百貨店/3月の売上高9.6%減

2011年04月01日 / 月次

J.フロントリテイリング(2010年2月期売上高:9825億円)が4月1日に発表した3月の売上速報によると、大丸松坂屋百貨店の合計売上高9.5%減となった。直営店舗以外を含めた百貨店事業の合計売上高は9.6%減だった。
3月度の百貨店事業の売上高は、東日本大震災による急激な消費マインドの冷え込みや、節電・計画停電に伴う首都圏店舗の営業時間短縮、一部店舗の臨時休業の影響があったことをはじめ、気温の低下により春ものファッション商材の動きが鈍かった。
本前年から首都圏5店舗を除くと、大丸松坂屋百貨店合計は4.2%減、百貨店事業合計は5.1%減。
3月16日に増床部分がオープンした梅田店は、月前半は大規模改装工事による売場面積減の影響が大きかったものの、増床部オープン後は入店客数が対前年約70%増となり、強化した食料品やヤング・ヤングアダルト向け婦人服などを中心に売上を伸ばし、0.3%増と対前年プラスとなった。

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