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中央物産/3月期の売上高7.8%増、経常利益2.9倍

2009年05月11日 / 決算

中央物産が5月11日に発表した2009年3月期決算によると売上高は1320億7400万円(前年同期比7.8%増)、営業利益2億8200万円(6倍)、経常利益10億3500万円(2.9倍)、当期利益は5億4300万円(91.8%減)となった。

ストック経営から、キャッシュフロー経営への転換を確立するために、中間流通事業への集中・強化のために積極的な投資を行ない、収益の拡大を図り、キャッシュフローを良化し、あるべき生産性の目標を明確に設定し、その上で販管費のムダを削ぎ落とし、筋肉質な企業体質づくりに努めた。

M&Aは、単に規模や事業エリアの拡大だけでなく中間流通機能を一層強化することに重点を置き、子会社化した家庭紙製品卸売業では配送効率を向上させる物流機能を有し、グループ収益を向上させる原動力となっている。

また、家庭紙製品卸売業3社は情報システムの統合を短期間で進め、大幅な業務の効率化と収益力が向上した。

一方、大手小売業の関東地区における物流を一手に引き受け、ローコスト化と品質向上を推進し、数多くの企業に物流機能の提供を行なった。

次期の見通しは、大型物流センター(久喜LC)をはじめとしたセンター機能への投資を行い、売上高1330億円、営業利益4億円、経常利益は7億5000万円、当期純利益は4億5000万円を見込んでいる。

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