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レナウン/当期損失が第2四半期37億円、通期は80億円見込む

2009年10月15日 / 決算

レナウンが10月15日に発表した2010年2月期第2四半期決算によると、売上高は646億7100万円(前年同期比17.8%減)、営業損失24億4200万円(前期は44億900万円の営業損失)、経常損失26億2500万円(41億9300万円の経常損失)、当期損失37億1500万円(40億5700万円の当期損失)となった。

第2四半期は主な販路の百貨店チャネルを中心に、想定以上に厳しい商戦となった。一方、昨年より取組んでいる不採算ブランド撤退や非効率店舗の再編、事業所集約、雇用調整などの抜本的構造改革の実施で、大幅に経費を削減したことや売上利益率が改善できたため、営業損失、経常損失、当期損失はいずれも前期比で改善した。

第2四半期の特別損益は、共済会の解散に伴う解散益などで2億9600万円を特別利益として計上する一方、主にアクアスキュータムロンドンの売場等固定資産の減損損失として5億2300万円、投資有価証券評価損2100万円、アクアスキュータムロンドンにおける事業構造改善費用2億4300万円、海外子会社の清算に伴う為替換算調整勘定取崩損1億6800万円を特別損失として計上した。

通期は売上高1300億円(16.7%減)、営業損失24億円、経常損失27億円、当期損失80億円を見込んでいる。

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