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京樽/ファミリーレストランの閉鎖で損失、大幅拡大

2008年11月03日 / 決算

京樽が10月31日に発表した2008年12月期第3四半期の業績は、売上高236億8300万円(前年同期比2.0%減)、営業損失は2億7800万円(前年同期は営業利益9900万円)、経常損失は2億2300万円(前年同期は経常利益1億4600万円)となった。また、2008年11月末までにファミリーレストラン店を全店閉鎖に伴い、減損損失6億3900万円、原状回復費用9700万円を特別損失に計上したことから、当期損失は10億4700万円(前年同期は当期利益7200万円)と、大幅な損失となった。

既存店売上高は、「京樽」店における江戸前鮨の販売強化を行う等により、テイクアウト事業は堅調に推移したものの、イートイン事業、特に郊外型店舗が大きく減じたため、全体では前年同期比1.8%減となった。店舗数は、13店出店し、22店退店した結果、当第3四半期末における総店舗数は416店となりました(前年同期末比6店減)。

セグメント別では、テイクアウト事業は、夕方以降に江戸前鮨を販売強化することで増収が見込まれるタイプへの転換を積極的に推し進め、46店の改装を行い、売上高は120億4800万円(0.1%増)、営業利益7億3300万円(1.9%増)。

イートイン事業は、主に郊外店においてガソリンの高騰、飲酒運転罰則の強化、天候不順の影響を受け、売上高は97億4300万円(4.3%減)、営業利益3億5600万円(47.5%減)となった。

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