流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





京樽/1-9月の売上高6.1%減、営業損失1億円

2010年11月06日 / 決算

京樽が11月5日に発表した2010年12月期第3四半期業績によると、売上高190億4700万円(前年同期比6.1%減)、営業損失1億3100万円(前期は3億7200万円の営業損失)、経常損失6700万円(3億1900万円の経常損失)、当期損失1億4300万円(2億2300万円の当期損失)となった。
テイクアウト事業の売上高は100億8000万円(8.2%減)、営業利益5億3100万円(23.6%増)となった。
上方鮨を販売商品の主力に展開している「京樽」は、旬の食材を用いた季節フェアに加え、9月1日から新商品「姫茶きん鮨」の販売を開始した。QSC(品質・サービス・清潔さ)、特に接客サービスの向上に取り組んだ。
既存店売上高は5.9%減となった。「京樽」など3店を出店し10店を退店した結果、259店となった。
イートイン事業の売上高74億5900万円(2.3%減)、営業利益4億4300万円(50.5%増)となった。
「夏の美覚(みかく)」「秋の収穫祭」等と題してフェアを実施した。美味しさを訴求し、差別化をはかるため、函館産いかそうめん、宗谷産もずく、焼津産戻りカツオなど、季節感の演出と産地にこだわって展開した。
既存店売上高は6.8%減となった。客数に回復傾向が見られるものの、価格政策等により客単価が減少した。
店舗数は、「すし三崎丸」1店、「海鮮三崎港」2店を出店し、不採算により2店を退店した結果、101店となった。
通期は、売上高255億円(5.7%減)、営業利益1億5000万円(-)、経常利益2億1000万円(-)、当期利益5000万円(-)の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧