イオンリテール/10月の売上高4.0%減
2008年11月17日 / 月次
イオンが11月14日に発表したイオンリテールの10月の売上報告によると、全店の売上高は1347億円で、前年同月比4.0%減と減少した。商品部門別では、衣料が11.1%減、食品が1.0%減、住居余暇が5.8%減となった。
全店での客数は0.4%増、客単価は4.4%減。一方、既存店では売上高は4.4%減、客数は1.2%減、客単価は3.2%減。
既存店での部門別の売上高をみると、衣料が8.2%減、食品が1.5%減、住宅余暇が8.3%減と減少した。
「生活応援特価」により、加工食品などは堅調に推移したが、全体の売上は低調となった。
イオンのプライベートブランド「トップバリュ」では、9月30日から、三洋電機と共同開発した家電の新商品7種類9品目の販売を開始し、トップバリュのランドセルなどが好調に推移し、「トップバリュ」の売上高構成比は、全体では前年同月を2%を上回り、衣料は4%を上回った。
イオンの三機能会社の活用による商品調達コストの低減などから得る原資をもとに、衣料、食品、住居余暇商品あわせて1000品目の価格を、店頭価格から10%~30%値下げする「がんばろう日本!とことん価格」を10月18日から開始した。
荒利益率は、衣食住の各商品部門で昨年から改善し、全体でも昨年を上回った。販管費は、既存比97.5%となった。
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