流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





はるやま商事/減損損失39億円を計上し、最終赤字50億円

2009年05月15日 / 決算

はるやま商事が5月15日発表した2009年3月期業績によると、売上高550億1000万円(前年同期比6.9%減)、営業損失9億3500万円(前期は26億1800万円)、経常損失8億2300万円(27億9100万円)、当期損失50億6800万円(6億6800万円の当期利益)となった。

インターネットカフェ事業8店舗の事業譲渡、その他外食事業等5店舗の閉鎖など、不採算事業の撤退を行うとともに、紳士服販売事業についても不採算店舗など32店舗を閉鎖した。一方で、紳士服販売事業の新規店舗を24店舗出店。年度末現在の店舗数は、紳士服販売事業363店舗、100円ショップ事業5店舗の合計368店舗。

不採算店舗の撤退により発生した過剰在庫を厳格に評価するため、商品在庫の評価減の基準の見直しを行い、商品評価減が従来の方法に比べて11億600万円増加した。79店舗の営業店舗、13件の賃貸資産及び遊休資産について減損損失39億2700万円を計上した。

主力事業の紳士服販売事業については、店舗面では、関東圏への新戦略ブランドショップ「GOLDBIZ」を、関西圏へは大丸梅田店に「P.S.FA platinum」を出店するなど百貨店やファッションビルなどのテナント出店を積極的に行うとともに、32店の不採算店舗を閉鎖し店舗の活性化を図った結果、年度末の店舗総数は363店舗。同事業の売上高537億2900万円(6.0%減)、6億1700万円の営業損失(営業利益35億5600万円)。

次期の業績予想は、売上高526億4200万円、営業利益7億4000万円、経常利益9億2700万円、当期利益1億1300万円。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧