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アインファーマシーズ/医薬事業の牽引で営業利益31%増

2009年12月03日 / 決算

アインファーマシーズが12月3日に発表した2010年4月期第2四半期決算によると、売上高は597億4000万円(前年同期比5.1%増)、営業利益28億4600万円(31.0%増)、経常利益27億6200万円(33.4%増)、当期利益13億4900万円(62.5%増)となった。

第2四半期の医薬事業は、グループ体制の機動性・効率性向上のため8月1日付でアインメディカルシステムズとリジョイス、10月1日付でアイン東海とリジョイス薬局をそれぞれ合併し、アイン東海はアインメディオに社名を変更した。薬局設備では、包装薬剤の全自動調剤を行う自動薬剤ピッキング装置を複数店舗に試験導入し、オートメーション化による調剤業務の安全性向上、効率化など効果を検証中。

医薬事業売上高は528億9100万円(6.0%増)、営業利益は36億8200万円(31.9%増)と増収増益を確保した。出店状況は、グループ全体で6店舗を出店し、1店舗の営業を休止したためグループの稼動調剤薬局総数は380店舗となった。

物販事業は、主力商材の専門的なコスメティック商品で前年を上回った。引き続きMD強化を図り、都市型ドラッグストアの出店開発を推進して営業ベースでの黒字化を目指す。

また、イトーヨーカ堂内のドラッグストア「セブン美のガーデン」の共同開発、アインズ&トルペ広小路プレイス店のセブン-イレブン併設型店舗への改装、西武池袋本店への出店合意(11月開店)など、セブン&アイ・ホールディングスグループとの提携に基づく取組が進捗した。

売上高は67億1100万円(2.0%減)、営業損失は2億3800万円(前期は1億900万円の営業損失)。出店状況は、札幌市中央区に1店舗を出店し、小型店舗1店舗を閉店したためドラッグストア店舗総数は46店舗となった。

通期は売上高1270億円(10.1%増)、営業利益61億5000万円(16.1%増)、経常利益60億円(19.0%増)、当期利益29億円(36.3%増)を見込んでいる。

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