アインファーマシーズ/売上高過去最高、営業利益22%増
2010年06月03日 / 決算
アインファーマシーズが6月3日に発表した2010年4月期決算によると、売上高は1254億9500万円(前期比8.8%増)、営業利益64億9200万円(22.6%増)、経常利益63億6200万円(26.2%増)、当期利益31億3100万円(47.2%増)となった。
2010年4月期は、調剤薬局と都市型ドラッグストアの出店、調剤薬局の既存店売上高の増加で売上高、利益とも過去最高を更新した。医薬事業は、24店舗の出店と2店舗の閉店を実施。稼動調剤薬局総数は397店舗となった。
薬局設備として自動錠剤ピッキング装置を試験導入し、来期以降の大規模店舗への配備を目指す。同事業の売上高は1116億200万円(9.6%増)、営業利益は83億3000万円(23.2%増)となった。
物販事業は5店舗を出店し、小規模店舗2店舗を閉店した。これで子会社のアインメディオを含めたドラッグストア店舗総数は49店舗となった。
また、「アインズポイントクラブカード」の会員数は202万人以上となり、新店の収益が寄与したため売上高は136億1900万円(2.8%増)、営業損失は4億9300万円(前期は2億8900万円の営業損失)となった。
来期は売上高1377億5000万円(9.8%増)、営業利益78億円(20.1%増)、経常利益76億5000万円(20.2%増)、当期利益38億2000万円(22.0%増)を見込んでいる。