流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





アインファーマシーズ/売上高5.9%増、営業利益41%増

2009年09月01日 / 決算

アインファーマシーズが9月1日に発表した2010年4月期第1四半期決算によると、売上高は300億200万円(前年同期比5.9%増)、営業利益13億9400万円(41.6%増)、経常利益13億7100万円(39.9%増)、当期利益6億6500万円(57.2%増)となった。

各事業別の概況は、医薬事業の売上に対する薬剤料の比率は上昇傾向が続いているが、調剤薬局の来局者数は新店・既存店とも堅調に推移し、売上・利益とも前年を上回る水準で進捗している。

子会社のジェネリック医薬品専門卸のホールセールスターズは、ジェネリック医薬品の普及拡大で前期比2倍を超える出荷実績となった。同事業の売上高は265億4200万円(7.2%増)、営業利益は17億7300万円(44.1%増)と増収増益となった。

出店状況はグループ全体で計4店舗を出店し、グループの稼動調剤薬局総数は379店舗となった。

物販事業は同業間による価格競争の影響などが全般的な客数減少の要因となり、既存店の売上・利益は前年を下回った。このため、好調な売上を維持している専門的なコスメティック商品(一般化粧品)のMD強化を図り、都市型ドラッグストアの出店開発の推進で収益拡大を目指す。同事業の売上高は33億9300万円(3.4%減)、営業損失は1億1600万円(前期は2400万円の営業損失)。

出店状況は、札幌市中央区に1店舗出店し、小型店舗1店舗の閉店でドラッグストア店舗総数は46店舗となった。

その他の事業は売上高6700万円、営業損失は1900万円だった。なお6月1日付でセブン&アイ・ホールディングスグループとの合弁会社「セブンヘルスケア」を設立し、両社グループのドラッグストア事業の効率的運営に向け、実務協議が本格始動した。

通期は売上高1270億円(10.1%増)、営業利益60億5000万円(14.2%増)、経常利益58億5000万円(16.0%増)、当期利益28億円(31.6%増)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧