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アライドハーツHD/第1四半期の営業利益44%減

2010年03月09日 / 決算

アライドハーツ・ホールディングスが3月9日に発表した2010年11月期第1四半期決算によると、売上高は238億7300万円(前年同期比5.4%減)、営業利益5億100万円(44.0%減)、経常利益6億1900万円(38.1%減)、当期利益4億3000万円(18.1%減)となった。

第1四半期の店舗面では、ジップドラッグを2店舗、ライフォート4店舗の6店舗を出店する一方、ジップドラッグで3店舗を閉店し、期末グループ直営店舗数は379店舗となった。

営業面では、調剤部門の業績が処方箋受付枚数の増加により好調に推移したものの、昨年来の新型インフルエンザ流行の影響で、主力商品の風邪薬と関連商品の販売が不振だったこと、低価格ニーズに対応したものの単価減をカバーできる販売数を確保できなかったことなどで売上高は減収となった。

損益面では、店舗作業の効率化を進め生産性の向上を図ったが、風邪薬関連商品の販売不振による粗利益率の低下などで、営業利益は大幅な減益となった。

固定資産売却益3000万円を特別利益に計上したが、減損損失900万円、固定資産除却損800万円等特別損失を2100万円計上した。

通期は売上高996億円(0.7%減)、営業利益35億円(2.6%増)、経常利益40億円(1.8%増)、当期利益20億8000万円(23.0%増)を見込んでいる。

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