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アライドハーツHD/減損損失など特別損失かさみ当期利益13.7%減

2009年09月10日 / 決算

アライドハーツ・ホールディングスが9月10日に発表した2009年11月期第3四半期決算によると、売上高は756億600万円(前年同期比2.1%減)、営業利益24億12万円(9.4%減)、経常利益27億7900万円(7.9%減)、当期利益14億4500万円(13.7%減)となった。

第3四半期は小商圏型ドラッグストアとして、商圏内顧客の固定化と来店頻度の向上を課題とし、来店利便性や売場品質の向上に努めた。店舗面では、ジップドラッグで13店舗、ライフォートで9店舗の計22店舗を出店し、ジップドラッグで9店舗、ライフォートで7店舗の計16店舗を閉店した。このため、第3四半期末のグループ直営店舗数は374店舗となった。

営業面では、調剤部門の業績が好調に推移したことや、インフルエンザ流行による関連商材特需があったものの、天候不順や個人消費の冷え込みの影響で売上減となった。

利益面では、人件費など店舗運営コストの改善やチラシ配布エリアの見直しによる販促費の効果的な配分、店舗設備のリースアップなど費用減少はあったものの、出店による物件費の増加などで営業利益、経常利益とも減益となった。

さらに、特別損失として閉店などの賃貸借契約解約損1億3700万円、固定資産除却損3900万円、減損損失3800万円など2億6200万円を計上したため、当期利益も減益を記録した。

通期は売上高1021億円(増減なし)、営業利益35億円(2.9%増)、経常利益40億円(3.0%増)、当期利益20億7000万円(0.4%増)を見込んでいる。

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