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コーナン商事/減損損失と棚卸資産評価損で当期利益55.3%減

2009年10月13日 / 決算

コーナン商事が10月13日に発表した2010年2月期第2四半期決算によると、売上高は1465億7400万円(前年同期比0.3%減)、営業利益80億1700万円(16.5%増)、経常利益57億900万円(6.3%増)、当期利益9億2200万円(55.3%減)となった。

第2四半期にはホームセンター3店舗(東京都、京都府、広島県)を出店し、8月末現在の店舗数は221店舗(うちホームストック54店舗)となった。売上高は0.3%減と横ばいで推移し、商品部門別では園芸用品や薬品関連が伸びたほか、日用品類も安定的に推移した。

一方、工具、インテリア、収納用品などは伸び悩んだ。売上総利益は471億6700万円(2.0%増)、売上総利益率は32.2%となり、販売費・一般管理費は450億2800万円(0.5%減)となった。

為替差損を11億8100万円計上し、当期利益は減損損失14億6800万円と「棚卸資産評価の新会計基準適用のため発生した棚卸資産評価損24億3500万円を計上したため、当期利益は大幅減益となった。

通期は売上高2876億円(0.9%増)、営業利益139億7000万円(26.5%増)、経常利益90億円(15.0%増)、当期利益21億円(35.8%減)を見込んでいる。

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