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イオンクレジットサービス/第2四半期下方修正、当期損失63億円

2009年09月18日 / 決算

イオンクレジットサービスが9月18日発表した2010年2月期第2四半期業績予想の修正によると、売上高848億円(前回予想比2.2%増)、営業利益85億円(32.0%減)、経常利益83億円(31.4%減)、当期損失63億円(前回予想は57億円の当期利益)の見通し。

会員募集の拡大により、カードショッピング取扱高は順調に推移。電子マネー事業や、銀行代理業など、新しい収益源の育成、海外でのクレジット事業が順調に拡大した結果、事業構造の転換を進めている。

利息返還請求については、2008年度に一時沈静化する兆しが見られたものの、ことし1月、利息返還請求権の消滅時効に関する解釈が示されたのち、当期に増加傾向となった。今後も予断を許さない状況が見込まれるため、将来の利息返還見込額を抜本的に見直した。

これによって、今後の利息返還見込額と第2四半期末時点での従来の見積金額との差額140億円を利息返還損失引当金繰入額として特別損失に計上。加えて、事業構造転換を加速化するための電子マネー事業や銀行代理業など、新規事業への先行投資的な費用が計画を上回り発生したことによる営業費用の増加が、営業利益以降の下方修正に影響を与えた。

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