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イオンモール/増床・リニューアル効果などで増収増益、売上高621億円

2008年10月10日 / 決算

イオンモールが10月8日に発表した2009年2月期中間決算によると、売上高は621億円(前期比88.3%増)、営業利益164億600万円(54.1%増)、経常利益158億9700万円(59.7%増)、当期利益92億9600万円(61.8%増)と大幅な増収増益を確保した。

既存ショッピングセンターの増床・リニューアルを推進し、下期開店予定の国内4店舗と国際事業1号店となるイオン北京国際商城ショッピングセンターの開店準備に取り組んだ。増床・リニューアルは、立体駐車場の店舗化で本棟と別棟を一体化する、既存専門店の移設・改装と新規専門店を導入する、立体駐車場を新設とスポーツクラブを導入するなどの取り組みを各店舗で実施。これらの結果集計可能な既存25店舗での駐車台数は、前年同期比0.1%増となり、専門店売上は0.5%減と横ばい。

既存25店舗の売上高は321億1100万円(0.5%増)となり、2007年8月にダイヤモンドシティとの合併効果などで全店売上高は621億円となった。営業利益は、販売費・一般管理費が新規開発物件や中国のモール・ビジネス展開などで24億900万円増加したが増益を確保。

持分法適用関連会社の投資利益1億2200万円に加え、店舗開設時の建設協力金に係わる受取利息2億6100万円を含む受取利息2億8800万円などで経常利益も増益となった。

通期の見通しは、売上高1300億円(34.3%増)、営業利益410億円(29.6%増)経常利益400億円(30.4%増)、当期利益210億円(20.4%)と引き続き増収増益を見込む。

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